マブハイフィリピン

フィリピン生活の日々の記録

ジャンクヤードにはお宝がワンサカ

当時私は資源物の無料回収場ってのをやっていてそれなりにお金になっていた。


軽トラなんかがスピーカー鳴らしながら家電や鉄屑なんかを集めて地金屋さんに売りに行くってのを、面倒だから空き地を借りて、

「無料家電回収場、鉄屑、車、バイク、自転車全て無料で回収いたします!」っと看板立ててたら毎日毎日沢山、有価資源物が集まった。


集まった物は種類別に分けて貿易屋に買い取らせる物、壊れて無くてヤフオクなんかで売れるもの、地金屋に売る物と選別していた。


なんせ、仕入れはタダで空き地の家賃と電気代位しか掛からないから笑いが止まらなかった。

電気を引くのも工事にお金かかるからコカコーラや伊藤園なんかに「自販機置きたいんですけどー」って言うとタダで電気引く工事もやってくれた挙句、ジュースも売れて。


そこに買い付けに来ていたのがペルー人のルイスだった。


ルイスが買うのは何時も決まっていた。

14インチと21インチの平面ブラウン管のソニーのテレビと1ドアや2ドアの冷蔵庫やオーディオ関係や自転車等を大量買いして行った。

40フィートのハイキューブコンテナを満載にする為に。


そのコンテナの中身をフィリピンで見る事になったのだ。


写真は日本でのバニング風景