マブハイフィリピン

フィリピン生活の日々の記録

ジャパン・ソープラス

コストム(港の税関)からコンテナを出すにはコストムブローカーって言う資格を持った会社にお金を払い、コンテナを出さないといけない。

このコストムブローカーが曲者でボッタクリが激しい会社もあったりする。


当然コストムブローカーとの一悶着劇も経験したが、その話は後程記するとしよう。


コンテナはルイスの付き合いのある車の整備や販売なんかをしている会社をしているヤードに着くと、近所の無職の若者達を5〜6人程1日400pで雇入れ荷下ろしをさせる。


すでにジャパンソープラスのオーナーが数人と

ブローカー数人程ヤードに来て品定めしている


コンテナの中には隙間を埋める為にコレデモカッて位小物もギッシリ詰まってる。

ルイスは不燃物の日なんかにトラックでゴミ集めもしているので色んな物がコンテナに入っていた。

バックや靴、キッチン用品、アクセサリー、使いかけのブランド物の香水やマニキュア、G-SHOCKやセイコーの時計、春夏秋物の洋服ナドナドだ。

勿論ゴミ置場から拝借してきた物だからぜーんぶタダ!使うお金はトラックの燃料代とか位。


それが飛ぶ様に売れていく訳ですよ、日本人から見ればホントゴミが。


結婚式の引き出物とかは新品だったりする。タオルとか、スプーンやフォークとかのセット物とか。フライパンや鍋、包丁なんかも未使用っぽいのも沢山あって、あっと言う間に完売ですよ。


翌日には家電専門のブローカーや、家電の中古品専門にお店をしてるオーナーなんかが大量に購入していき完売。


日本のメーカーの中古品の方が新品のチャイナ製や韓国製より長持ちするとか。


実際は今はさほど大差無いのだろうけど昔のイメージが先行してる感じも否めない。


その売れていく様を目の当たりにし、俺が放っておくハズもない。


こりゃ、ヤバい位に金になる と。


そっから勉強、市場リサーチですよ、日本の中古品、中古部品なんかの。

車からバイクから農機具からなんからかんから

日本サイドで幾らで仕入れ出来るか、フィリピンの店では幾ら位で売ってるか調べまくった。


仕入れ代のかからない物は山程自分のヤードにある訳だから、更にフィリピンで直ぐに金になる安価で仕入れる物を日本で調べまくる事にした。

写真はバイヤーや、オーナーと話ししてるルイス。家電関係を仕入れた所のバックヤード、100vから200に変換する作業や修理をしている。