2度目のコンテナ輸出の時にしくじった話でもしよう。
話が長くなるので若干はしおって書くがコンサイナーとコストムブローカーにヤられた話だ。
荷受側が某所でジャパンソープラスを経営してるのだがその親族が所轄の警察でソコソコの地位についている人物でその紹介でコストムブローカーを頼んだのだがそいつらに一杯喰らわされた。その警官もグルだった。
港にコンテナが付いた事がコンサイナーから連絡が入り、その後ブローカーから連絡が来た。
通常ならコストムに支払うお金は20万pのはずなのにブローカーは28万pと吹っかけて来た。
尚且つ先払いでクレと。
経営がうまくいっている(資金的体力のある会社)ブローカーは大体コンテナをボデガ迄運び終わってからとか、翌日ボデガに集金に来たりする。
当初の話ではボデガについて翌日って話だった話がコロッと変わり先払いの28万pじゃないとコンテナは出さないと言いだした。
俺とルイスは資金的余裕が無かったからコンテナが着いたら直ぐに沢山のブローカーや買い手が来るのでそれで支払いする予定だった。
当然ルイスは激怒しコンサイナーを変えるしブローカーも変更すると言いだした。
俺もそれが可能ならそうしようとルイス案に乗っかった。
しかし、日本サイドで確認するとまだコンテナ輸送中で海上にある場合は問題なくコンサイナーの変更は出来るけど陸揚げされた場合の変更は日本サイドでは出来ないと返事が来たのだった。
その日本サイドでコンテナを送り出した会社はルイスの友人のペルー人で、コンサイナーがフィリピン人の彼女の妹の会社だった。
で、その妹の旦那が警察。
ペルー人の彼女がAで妹がBで警官がB.2にしよう。
で、フィリピンサイドでコンサイナーの変更が出来るか調べたらあっさりと出来る事が分かった。
が、それにはBLって言う書類が必要だったがそのBLは既にBからブローカーに渡っていた。
コンテナをコストムから出す為に必要だったからだ。
つづく
陽気なラテンのオヤジ、ルイス
カラオケの18番はリッキーマーチンだ。
(郷ひろみがカバーしたゴールフィンガー99)