日本でピンパブに嵌って来比する人達。
俺はルイスやP嬢にハマった社長と出会う迄はフィリピンのPの字も知らず、まるで興味が無かった
全くの異世界だった
フィリピン=貧困、発展途上国
フィリピン=売春、HIV
そんなレベルにしかイメージはなかったからマニラのターミナル1に降り立ち、出口を出た時のカルチャーショックは半端無かった。
失礼な話し、金網にしがみつく様に出口から出て来る人を見ている姿がサルにしか見えなかったくらいだ。
それ位この国を偏見の目で見てしまっていた。
中国にセイさんと行く時も、イメージは中国の道路は山の様に自転車に乗った赤い星の付いた帽子を被った人達ばかり居ると思ってた。
でも、タクシーに乗ってレベリサに向かう道中見る景色は中国とは違った何かを感じていた。
貧しいであろう人達、子供が沢山遊んでいる風景が、何故か懐かしく思えた。
自分の子供の頃、特にビンボーでも無かったとその時は思っていたが月末近くになると晩飯はおじやと鯵の開きみたいな料理が3〜4日続き良く不満を言っては母や兄の使っていた箸よりゴツく重たい箸でオヤジからコーンって頭を叩かれていた。
レベリサに到着するとサリサリで小さな袋菓子を買って食べている子供達や走り回る子供達を見ると本当に懐かしく思った。
その日の晩に初めてKTVに行った。
日本のキャバクラやクラブとは明らかに違った下品とも言えるノリの良さや楽しさを味わった
自分は酒が飲めないけども日本ではキャバやクラブなんかに友人と決して安く無い金を一晩に使っていたので、KTVで会計の時はビックリした。
いくら物価が安いとはいえあんなに出前もとって何時間も居てどんちゃん騒ぎしたのにこれだけ?
みたいな感覚だった。中洲のクラブのワンセット分チョロ位。
で、何度か店に行く様になると周りの日本人の客層に興味が出てきた。
なんか年配の人が多いなぁ〜と。
同い年位っぽい人はどこと無く何かセンスが無いと言うか...
自分もファッションリーダーの様にオシャレさんでは無いがなんか皆んなイモくさい。
ダサいのだ。
飲んでる様子もダサいのだ。
エロ全開。
自分は日本でも常にシラフだし、かと言ってノリが悪い訳でも無い。
酔っ払いに合わせてノリも合わせれるのだが。
これがPパブ、KTVにハマったイタイおやじって奴なのだろうか。
日本で初めてPパブに行ったのも仕事絡みで行った時だったがその社長は贔屓にしている女の子にジャブジャブお金や金品を貢いでいたが、最終的に鬱っぽくなり付き合いも無くなった。
そういえばあの社長、女の子の兄弟にバスを買ってあげて兄弟がバス会社をするとか言ってたなぁ、フィリピンはバスの路線ば買えるとですよっ!とか言ってたけど、今思えばジプニー買って営業する事だったのだろうけども当時はPの字も知らないからヘェ〜なんて思ってた。
P嬢にハマって身も心も金も無くしダメになった人を目にした1人目の男だった。
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