マブハイフィリピン

フィリピン生活の日々の記録

初フィリピンから5年

早いモンで初めてフィリピンに仕事で来比して5年を過ぎようとしている。


きっかけはウチに商品を仕入れに来るペルー人のルイスだ。


俺)こんなガラクタ何処に貿易にだしてんの?

ル)フィリピンョー、アナタモ一緒に1度見に行くか? 楽しいよフィリピン!


ワタシ明後日からマニラ行くからトーマスも後から来たら良いヨ。空港に迎え行くから着いたら電話して。


この着いたら電話してが後に大変な目に合う事とは想像せずにフィリピンに旅立つのであった


ラテンの国ペルーのオッサンルイス、フィリピン人に負けず劣らずの時間にルーズな男だった


フィリピンのターミナル1に降り立った俺は出口に出る迄何故か2,000円程空港職員にタカられ、空港ゲートを出るやいなや目にした光景は

家族等を迎えに来たであろう真っ黒に日焼けして眉間にシワを寄せ、フェンスにしがみついて空港出口を見ているフィリピン人達だった。


(この頃は未だ汚く最悪な空港として有名ターミナル1だった。)


とんでもねー国に来てしまった...と。


ルイスには事前に何時に到着すると伝えていたものの、姿は当然見えない。

電話するもなかなか繋がらず焦りは増すばかり

やっと繋がると、オー!トーマス早いねーもう着いた?と。

凄い渋滞してるからタクシー乗って来て!ドライバーにレベリッサ、サンアンドレス言えば良いよ!

電波悪くて電話切れる。

イヤイヤイヤ、例えそこに着いても知らんし!

本当にレベリサかサンアンドレスかも分からんやんか!


でもずっと空港にいる訳にもいかずタクシー乗り場にいくと1,500pと。

アンゼン、アンゼンと連呼するタクシーの客引きに言われるがままタクシーに乗りドライバーに行き先を告げる。

道中路上の物売やクレクレに会うもビートクルーズ駅に降ろされる。

電話すると近くらしく5分程でトライシケルでルイス参上。


ゴメンゴメン、ブローカーとミーティングしてたよ!タクシーいくら払った?

俺1,500pと言うと、ル)1,500p!!高いねボラれたよ!普通200pもしないよ!だって。


そうして俺はフィリピンの鉄板過ぎる洗礼を受け初来比をするのだった。


写真はKiapo church

東洋のエルサレムと称される程にカトリックの方々には有名な教会。

確か世界遺産だったような。